台風一過と蓼科山とサンマ(2017年9月18日)

7月の日光白根山、8月の草津白根山と登ってきて、そこそこ道具等をそろえたのでもったいないし、せっかく始めたんだから9月も行こうということになった。そこでまたまたEOS7D MarkIIを持って、蓼科山に登ってきた。

 

f:id:chiba-nano:20180311140420j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/60、F5、18mm、ISO400

 

f:id:chiba-nano:20180311194428j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/60、F5、18mm、ISO400

 

f:id:chiba-nano:20180311194504j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/30、F3.5、18mm、ISO400

7:22、女乃神茶屋近くにある駐車場。そこそこ広め。雨こそ降っていないもの、霧の中といった感じか。トイレも併設されているので安心。

駐車場から女乃神茶屋の方向に戻ると、登山口があるのでそこから入る。見るからにぬかるんでる感じ…。

 

 

f:id:chiba-nano:20180311214941j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/50、F4、18mm、ISO400

 

f:id:chiba-nano:20180311215026j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/60、F5、18mm、ISO1600

しばらくは笹や木と岩ばかりが続く。前を見ても後ろを見ても開けた景色というものは無いので、何を目指して歩いているのか疑問に思えてきたりもした。

 

f:id:chiba-nano:20180311220217j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/200、F8、18mm、ISO1600

四等三角点

 

f:id:chiba-nano:20180311220258j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/80、F5.6、18mm、ISO1600

9:02、通称2,110m地点と呼ばれている場所へ到着。かなり広い範囲が平たくなっているので水分補給を兼ねて小休止。付近には四等三角点があるとネットで見ていたので探したらすぐ見つかった。

ここまで1時間40分。

 

f:id:chiba-nano:20180311224243j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/160、F7.1、18mm、ISO1600

9:24、幸徳平。平たくないけど。

 

f:id:chiba-nano:20180311225010j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/500、F14、19mm、ISO1600

10:27、幸徳平から急な登りが続いてひたすら岩場を越えたら、いよいよ山頂が近づいてきた。「山頂←」のペンキにもう少しだなと気合いが入る。

 

f:id:chiba-nano:20180311225244j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/640、F16、18mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180311225251j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/500、F14、50mm、ISO400

 

f:id:chiba-nano:20180311225256j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/320、F10、18mm、ISO400

ひたすら岩場を登る。前を行く同僚の姿も濃い霧に包まれてしまうほど。そして風が吹くと寒い。持っていったウインドブレーカーの中がひたすら蒸し暑い、しかし立ち止まって風に当たると寒い。

ああ、このことか。ネットの記事やアウトドアショップの店員さんに色々と話を聞く中で、歩いている間は暑いんだけど立ち止まると寒くなるから身体を濡らさないこと、というのがあるらしいと。

自分の汗でびっしょりになっているのに岩場を登っている間は気づきにくく、むしろ暑いからとファスナーを開けたりしながら歩いていたものが、疲れたと思って少し休憩するときにそもそも気温が低く風が冷たいから、ちょっとすると寒くなってしまう。ファスナーを閉めるんだけど、ただの風よけ服には保温効果は無い。

 

f:id:chiba-nano:20180311230103j:plain

XperiaZ5、1/1600、F2、4.23mm、ISO40

 

f:id:chiba-nano:20180311230100j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/320、F11、18mm、ISO400

10:55、ついに蓼科山の山頂に到着。標識と三角点を発見。

 

f:id:chiba-nano:20180311231414j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/500、F13、18mm、ISO400

事前に調べたところでは、山頂からは八ヶ岳南アルプスが眺められるとのことだったけど、ご覧の通り一面のガス。数組の登山客がいたが、声はすれども姿は見えずというのが大げさでは無いくらい視界不良。

とりあえず岩陰に座って買ってきたパンを食べる。しかし時折吹く風が冷たい。

 

f:id:chiba-nano:20180311231646j:plain

XperiaZ5、1/320、F2、4.23mm、ISO40

11:17、蓼科神社を見つけてお参り。軽く、山頂を散歩したりしながら下山に向けて準備…の前に、

 

f:id:chiba-nano:20180311232035j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/250、F10、18mm、ISO400

11:36、蓼科山頂ヒュッテに立ち寄る。

実は前もって調べておいたこの山荘も今回の登山の目的のひとつ。

それは何かというと…

 

f:id:chiba-nano:20180322222539j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/25、F3.5、18mm、ISO1600

サンマ!

蓼科山頂ヒュッテの公式サイトを見たら、ちょうどこの三連休にサンマ祭りがあるとのことで、もし行けたら是非食べたいなあと思っていたので食べられて良かった。

サンマ定食?的なのもあったみたいだけど、その前にパンを食べてしまったので、サンマだけにしておいた。

話を聞くと、前日、前々日と台風でサンマを運べず、最終日の今日、なんとか運び込んでサンマ祭りを開催することが出来たとかなんとか。うーん、やはり山の上ってのは何かと大変だよな。

 

f:id:chiba-nano:20180322224056j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/250、F9、18mm、ISO400

12:29、将軍平へ下りる道。お昼休憩を挟んで下山開始したら突然晴れてきた。もうちょっと頂上で粘っていれば、少しは景色が見れたのかと思うと悔しいが、さすがに引き返しはしなかった。

 

f:id:chiba-nano:20180322223817j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/250、F9、18mm、ISO400

12:55、将軍平に到着し山頂方面を見る。結構、一気に下りたんだなという感じ。

 

f:id:chiba-nano:20180322224400j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/160、F7.1、18mm、ISO400

ここからは天祥寺原に向かってさらに下りる。

 

f:id:chiba-nano:20180322224651j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/50、F4.0、18mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180322225105j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/320、F10、18mm、ISO1600

14:29、天祥寺原。ここで大河原峠と竜源橋に分岐する。自分たちが来たのは女乃神茶屋の方なので、竜源橋に出るルートへ。ここから先は、クマザサの中をひたすらに進む。

 

f:id:chiba-nano:20180322225417j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/320、F11、18mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180322230015j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/50、F5.0、56mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180322230019j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/25、F5.0、50mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180322230023j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/50、F4.0、18mm、ISO1600

 

f:id:chiba-nano:20180322230028j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/100、F5.6、18mm、ISO1600

天祥寺原からはおおむね、沢に沿って歩くんだけど、笹と木しか無い代わり映えしない景色が延々と続いて、若干、心が折れ始める。見晴らしの良いところがあるわけでも無く。苔むした木や岩があってちょっと綺麗だなと思ったりしたけども。

途中でトレイルランをしているお兄さんに追い越されたけど、下はぬかるみや木の根が浮いているところもあり、こんなところをよく走れるなと驚いた。

 

f:id:chiba-nano:20180322230632j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/500、F13、18mm、ISO1600

16:11、竜源橋登山口。なんやかんやで休憩込みで9時間近くかかってしまったが日没前にゴール。ここから駐車場まで車道を上るのだが、結構、精神的ダメージ。

 

f:id:chiba-nano:20180322231340j:plain

EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、1/250、F10、18mm、ISO200

途中に女の神展望台というところがあったので景色を堪能。よく晴れてるなあ。八ヶ岳もくっきり。

 

このあとは諏訪市内に戻り、一泊。翌日は諏訪観光をしたのでした。

それにしても、前日が台風だったけど未明には通過するとのことで、台風一過の晴天を期待していったんだけど、行く途中の高速道路も山梨県内に入る頃には雨も無く、時々晴れ間も見えていた感じだったので、これはもしかして?と思ったけど、甘かった。

歩くと汗をかく、休憩と思って立ち止まると結構涼しく、山頂は寒いくらい。一応、小雨程度なら防げると思い、ウインドブレーカーを羽織ったりしたけど、酷く蒸れちゃって、それがさらに冷えの原因になったのは想像に難くない。登山の服装は難しいなと言うのを身をもって体感した一日だった。

 

~~カメラのこと~~

EOS7D MarkIIは防塵防滴になっていて、こういう天気の時はまあ安心かなと思うんだけど、レンズがね。キットのEF-S18-135mmは防塵防滴ではないみたいなので、本体が無事でもレンズはダメになっちゃうんじゃないのかなあという心配はある。まあほんとに雨がヤバいときはカメラはしまっちゃうんだけど。

キヤノンは今のところLレンズ以外は防塵防滴になっていないのが残念なところ。この辺、何とかしてくれないかなあ。